Part03 一般的に信じられていることと事実の違い

インターミッテントファスティングやリーンゲインズについて、
Martin BarkhanのThe_Leangains_Approach_Final.pdfを抜粋して独断でまとめた内容となっています。
より正確に詳しく知りたい方はpdfをよんでね!
一般的に信じられていることと事実の違いでよく見かけるものを紹介します。
■食事は一日6回に小分けにすることで代謝が上がって脂肪が付きにくい
すぐに思い浮かべるのが断食して一日2回の食事にしたらお相撲さんみたいに脂肪がついてしまうよ!もちろん私も信じてました!
現在ほとんどのボディビルダーが行っている1日6回の小さい食事をとる方法で食べるたびに代謝を上げて。脂肪をつきにくくするという方法は科学的な根拠があるのでしょうか?
一日6回の食事だろうが72時間の断食後の食事だろうが代謝は有意な変化はしません。
ほかの論文は36時間の断食は代謝を少し上昇させると報告しています。
■断食したらカタボリックになって筋肉がへってしまう!

ボディビルの世界でカタボリック(筋肉の減少)ほど恐れられていることはないでしょう。
せっかくつけた筋肉が断食で減ってしまうじゃないか!
だからやっぱり3時間ごとに食事をした方がいい!もちろん私も信じてました!
断食時間が長くなると筋肉は糖からとっていたエネルギー消費を体内にためておいた脂肪から徐々に消費するようになります。筋タンパクではなく!
断食することで成長ホルモンの増加により筋減少を抑えることができる。
すなわち断食した方が代謝が上がって筋肉は維持されて脂肪は付きにくいのです。
もともと私たちはとても長い間狩猟生活を営んできました。3時間食事しないだけでカタボリック(筋減少)してしまうのであれば私たちに狩りを続ける力は残っていなかったでしょう。
■タンパク質は一食当たり30gの吸収が限界!

プロテインパウダーについて検索してるとよく目にするのがこの文言ですね。
もちろん私も信じてました!
常識的に一度にたくさんの食事は単に消化に時間がかかるだけですが、タンパク質に関してはなぜか除外され30gが限度という話を多くの人々は信じています。
論文では空腹時に43gの液体カゼインプロテインを摂取、安定して7時間のアミノ酸を血流に送ることが発見された。
ホエイプロテインは例外で著しく早い吸収で1時間あたり10gです。
もし、あなたがプロテインパウダーでない食べ物、肉や魚からタンパク質を摂取するなら何時間もの間、安定したアミノ酸の供給が行われるでしょう。
結論として、あなたが食事の頻度、タンパク質、および断食時について聞いた事のほとんどは偏った研究に基づいています。サプリメント会社は利益に飢えていて、人々は批判的な思考をしないし、その情報がどこから来たのか考慮しない。人々はサービスを受けるのが好きで、本物を見つけるために自ら時間を費やすことはありません。とMartinは述べています。
次は食事法の解説です!
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